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江戸時代の武家官位

徳川家康が江戸幕府を開くと、豊臣政権時代の苦い経験から官位を武士の統制の手段として利用しつつもその制度改革に乗り出した。まず、禁中並公家諸法度により武家官位を員外官(いんがいのかん)とすることによって、公家官位と切り離した。これによって武士の官位保有が公家の昇進の妨げになる事態を防止した。少将、中将、中納言、大納言などの官職を権官として任じたことも、そのあらわれである。また、武家の官位の任命者は事実上将軍とし、大名家や旗本が朝廷から直接昇進推挙を受けた場合でも、将軍の許可を受けねばならなかった。

大名に与える官位は、羽林家に倣い、位階は

従五位下(諸大夫・五位) - 一般大名
従四位下(四品・しほん)
官職は
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侍従
国持大名(黒田、鍋島など)は従四位下侍従
南部・柳沢と準国主(丹羽、立花など)は初め従四位下または従五位下のち従四位下侍従に昇進
織田も江戸初期は準国主に次ぐ格式(「明和事件」「宇陀崩れ」で家格降下)
譜代の一部(榊原など)は従五位下のち侍従に昇進
譜代並・願い譜代の一部(真田など)は従五位下のち従四位下に昇進
権少将 - 国持大名の一部、親藩(津山、福井など)、親藩並(鳥取池田など)、連枝(高須、西条など)、井伊
権中将 - 保科(会津松平)、島津、伊達
参議(宰相) - 前田、家門(館林、甲府)
権中納言(黄門) - 水戸徳川
権大納言(亜相) - 尾張徳川、紀州徳川
とした。これらの武家官位について、伺候席席次を官位の先任順としたり、一部の伺候席を四品以上の席とするなどして、格差をつける。その上で、大名家により初官や昇進の早さを微妙に変えるなどして家格の差を生ぜしめた。

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2009年05月30日 13:06に投稿されたエントリーのページです。

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